柳、しなやか 不調でも無失点

中日スポーツ 配信日: 2016年11月14日 07時17分

 中日がドラフト1位指名した明大・柳裕也投手(22)が13日、明治神宮野球大会の準々決勝・関大戦に先発し、5イニング4安打、6奪三振、無失点の投球で、チームをベスト4に導いた。状態は万全ではなかったが、クレバーな組み立てでゲームメーク。適応力の高さに竜のスカウトも二度惚れだ。 調子の良しあしは関係ない。大学生活の締めくくりは負ければ終わりのトーナメント戦。明大にとって大事な初戦で、柳が変幻自在のクレバーさを見せつけた。 「直球が良くなかった。浮いていたし、強さもなかった」。1回。無失点にしのいだものの、2死から四球、中前打で一、二塁のピンチをつくるなど、快調な立ち上がりとはいえなかった。直球は最速144キロをマークしたが、本来の投球と違うと判断すると、この日の状態に合わせたスタイルを検索した。そこで導き出したのが「カットボール」だった。 「打者がカットにあっていないと感じた。カットでうまく試合をつくれたと思う。トーナメントは負ければ終わり。点をやらないことを意識した」。4回には2死から満塁のピンチを招いたが、9番・阪本大を落差のあるカットボールで空振り三振に。最大のピンチも切り抜け、5回を投げたところでマウンドを譲った。 最速150キロの直球と、強烈なスピンがかかったカーブで打者の体勢を崩すのが柳のスタイル。本人もこの日の変化球主体の投球に満足しているわけではない。「ストレートが良くないと、変化球が生きてこない。そこをしっかりやっていかないといけない」。試合後は反省を口にしたが、結果的には適応力の高さをみせつけた。ただ、この日みせた変幻自在の投球は昨日、今日でできるようになった…

本文を読む

反応

SNS 0
0
0
DeNA

広島

中日

オリックス

楽天

日本ハム

巨人

ソフトバンク

西武

ロッテ

ヤクルト

阪神

新着記事

ランキング

セ・リーグ 順位表

チーム
中日 18 10 6 2 .62
巨人 18 9 7 2 .56
阪神 19 9 8 2 .52
広島 17 7 9 1 .43
ヤクルト 17 7 9 1 .43
DeNA 17 7 10 0 .41

パ・リーグ 順位表

チーム
ソフトバンク 17 11 5 1 .68
ロッテ 17 9 7 1 .56
日本ハム 16 8 7 1 .53
オリックス 19 9 10 0 .47
西武 17 7 10 0 .41
楽天 18 6 11 1 .35

オープン戦 順位表

チーム
中日 20 10 5 5 .66
ソフトバンク 17 10 5 2 .66
ヤクルト 17 10 6 1 .62
楽天 17 9 6 2 .60
オリックス 15 8 6 1 .57
日本ハム 18 7 6 5 .53
DeNA 18 7 6 5 .53
西武 13 6 6 1 .50
巨人 16 7 8 1 .46
広島 19 6 8 5 .42
ロッテ 14 2 9 3 .18
阪神 18 3 14 1 .17

交流戦 順位表

チーム
巨人 17 11 6 0 .64
DeNA 16 10 6 0 .62
ソフトバンク 17 10 7 0 .58
オリックス 17 10 7 0 .58
楽天 15 8 7 0 .53
広島 17 9 8 0 .52
日本ハム 16 8 8 0 .50
ロッテ 17 7 8 2 .46
阪神 17 7 9 1 .43
中日 16 6 9 1 .40
ヤクルト 16 6 10 0 .37
西武 17 5 12 0 .29