中日は25日、東京都内のホテルでスカウト会議を行い、森繁和監督(62)やスカウト陣らが出席。26日午後5時から始まるドラフト会議に向けて1位候補の絞り込みなどを進めた。注目の早実・清宮幸太郎内野手(18)の指名を見送り、今夏の甲子園で大会新となる6本塁打を放った、広陵・中村奨成捕手(18)を本命とする基本方針を固めた。 方向性は定まった。約2時間半の会議を終え、中田スカウト部長は「大筋で決まっているのはある」と1位候補を絞り込んだことを明かした。公表こそ避けたものの、大本命に浮かび上がったのは中村だ。 基本方針として一致したのは、若さと将来性。その上で、同部長は「本音で言えば、1つでも年が若いというのがポイント。本質的にはスピード系を重視する」とヒントを出した。身体能力が高く、将来のチームの屋台骨を背負える逸材。西山球団代表は「意見が一致した」と異論はなかったことを明かした。 中田部長によると、この日の会議では森監督から具体的な要望はなかったという。「そちら(スカウト陣)で評価している選手をいこう、という感じです。投手、野手のこだわりもなく、『とにかく生きのいい選手でいこう』と」 当初から本命視されていた清宮か。それとも夏に急浮上の中村か。2人とも欲しい。しかし、1人しか取ることはできない。12日のスカウト会議で5人に広げた1位候補からの究極の選択。補強ポイントにもピタリと合い、すべての条件を満たすのが中村だった。 甲子園で見せた長打力、プロでも即通用する強肩、さらには走れる。正妻を固定できていないチーム事情。中村レベルの正妻候補を獲得するチャンスは、この先、いつ巡ってくるか…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
中日 | 18 | 10 | 6 | 2 | .62 |
巨人 | 18 | 9 | 7 | 2 | .56 |
阪神 | 19 | 9 | 8 | 2 | .52 |
広島 | 17 | 7 | 9 | 1 | .43 |
ヤクルト | 17 | 7 | 9 | 1 | .43 |
DeNA | 17 | 7 | 10 | 0 | .41 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 17 | 11 | 5 | 1 | .68 |
ロッテ | 17 | 9 | 7 | 1 | .56 |
日本ハム | 16 | 8 | 7 | 1 | .53 |
オリックス | 19 | 9 | 10 | 0 | .47 |
西武 | 17 | 7 | 10 | 0 | .41 |
楽天 | 18 | 6 | 11 | 1 | .35 |