浅尾、復活へ カットボール磨く

中日スポーツ 配信日: 2017年12月02日 07時02分

 中日・浅尾拓也投手(33)がカットボールを磨いて、完全復活を目指す。1日はナゴヤ球場で自主トレ。トレーニングルームなどで汗を流した。今季初めて試合で数球投げたが「まだ大事な所で使えなかった」という新球を実戦配備できるまで研ぎ澄まし、生き残りへの武器にする。 かつて勝利の方程式の一翼を担ったイケメン右腕が、新たな武器を使いこなそうと模索中だ。今季から試合に使い始めたカットボールは「1試合で1球使ったかどうか。まだ大事な所では使えなかった」と、出来や効果に関しては満足できなかった。「思う場所に、思うような曲がり幅で投げて、バットの芯を外せるようにしたい」と、来季、自分の投球を助けてくれる武器にするべく、磨き続けていく。 カットボールは、真っスラやムービングファストボールなどとも呼ばれ、打者には直球と思わせておいて、鋭く変化することで芯を外し、凡打に打ち取るために使うことが多い球種。外国人には多投する選手が多く、日本では川上憲伸やダルビッシュらが代表的な使い手だ。 取り組み始めたのは昨オフ。右肩を痛め150キロ前後の球速で投げることが難しくなった分を補う策として、取り入れた。毎年自主トレで訪れている鳥取のトレーニング施設ワールドウィングの小山裕史代表から握りを教わり、練習したところ、感じが良かったので試合でも使ってみた。だが、曲がり幅がバラバラで、ここぞという所で使うには信用できなかった。思い通り操れるよう、精度を上げていくことが今オフの課題だ。…

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交流戦 順位表

チーム
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オリックス 17 10 7 0 .58
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日本ハム 16 8 8 0 .50
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