中日からドラフト3位指名を受けた三菱重工名古屋の勝野昌慶投手(あきよし・21)が8日、社会人日本選手権の2回戦・JR東日本東北戦(京セラドーム大阪)に先発。7イニング2/3で9安打を許したが、手元で動く直球を武器に1失点にまとめる粘りの投球。チームも2-1で逃げ切った。 塁上がどれほどにぎわっても本塁だけは踏ませない-。そんな思いがマウンド上からにじみ出ていた。「苦しい投球になりましたけど粘ることはできたと思います」。勝利の余韻はほどほどに勝野は淡々と振り返った。 4四球を与えるなど三者凡退が一度もなく、毎回のように得点圏に走者を背負う苦しい展開。それでも相手に得点を与えなかった理由は、独特な軌道を描く速球にある。打者の手元でカット気味に切れ込むくせ球。これが効いた。バットの芯をことごとく外し、決定打を許さなかった。勝野本人が「野球を始めたときから自然となっていた」という持ち味。投球のほぼ8割は速球だった。 疲れが見えた8回に連打を許したところで降板。7イニング2/3を投げ9安打、4四球ながら1失点だけにまとめた。最速は148キロ。直球は常時140キロを超えていた。ネット裏から見守った米村チーフスカウトは「甘めにいっても打者が差し込まれていた。改めてボールに力があるなと感じた」とうなずいた。…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 22 | 11 | 8 | 3 | .57 |
巨人 | 21 | 10 | 8 | 3 | .55 |
中日 | 21 | 10 | 9 | 2 | .52 |
広島 | 20 | 9 | 9 | 2 | .50 |
DeNA | 20 | 9 | 10 | 1 | .47 |
ヤクルト | 20 | 7 | 12 | 1 | .36 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 20 | 12 | 6 | 2 | .66 |
日本ハム | 19 | 11 | 7 | 1 | .61 |
オリックス | 22 | 11 | 10 | 1 | .52 |
ロッテ | 20 | 9 | 10 | 1 | .47 |
楽天 | 21 | 8 | 12 | 1 | .40 |
西武 | 20 | 7 | 13 | 0 | .35 |