竜のブルペン左腕が侍の救世主になった。12日の強化試合・オランダ戦(東京ドーム)は9回で決着が付かず、無死一、二塁から始まるタイブレーク方式の延長へ。10回、マウンドには6番手で中日・岡田俊哉投手(24)が上がり、無失点に抑える好救援。その裏のサヨナラ劇で勝ち投手となった。追加招集からスタートして大仕事。首脳陣からも絶賛された岡田は、来春のWBC本戦の指名も引き寄せそうな勢いだ。 心臓バクバクの場面で岡田がデッカイ仕事を成し遂げ、お立ち台までゲットした。10回はWBC本番と同様に無死一、二塁から始まるタイブレーク。「フィールディングもうまいので」(小久保監督)。ここで指名されたのが岡田だった。 「汗びっしょりでした。でも一つ一つ取ることを考えた。ゲッツーとかおいしくはいかない。こういうときほどストライク先行を意識した」 先頭打者を1ボールからの直球で中飛。2人目は、2ストライクからの3球目でフォークを引っかけて暴投に。二、三塁とされたが、大野のサインは再びフォーク。「投げ切れて良かった」。きっちり制球し、空振り三振に。敬遠を挟んで最後はランぺを一飛に打ち取り、ガッツポーズ。負けられない戦いで、勝利をグイッと引き寄せた。 9回に同点に追いついた時点で首脳陣から「タイブレークなら行くぞ」と告げられていた。「小学生の時にそんなようなルールで投げたことがあったかも…。でも、こういう状況で投げるのは実質初めて。経験がなかったからこそ良かったのかも」。無我夢中で腕を振る勇気を持っていた。…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 23 | 12 | 8 | 3 | .60 |
巨人 | 23 | 11 | 9 | 3 | .55 |
中日 | 23 | 11 | 10 | 2 | .52 |
広島 | 21 | 9 | 10 | 2 | .47 |
DeNA | 21 | 9 | 11 | 1 | .45 |
ヤクルト | 21 | 8 | 12 | 1 | .40 |
パ・リーグ 順位表 |
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チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 22 | 14 | 6 | 2 | .70 |
日本ハム | 20 | 11 | 8 | 1 | .57 |
オリックス | 24 | 12 | 11 | 1 | .52 |
ロッテ | 22 | 9 | 12 | 1 | .42 |
楽天 | 22 | 9 | 12 | 1 | .42 |
西武 | 22 | 8 | 14 | 0 | .36 |