京田、DeNA・浜口の2桁阻止 新人王ラストスパート あす直接対決

中日スポーツ 配信日: 2017年10月03日 07時02分

 新人王ラストバトルだ!! 中日・京田陽太内野手(23)が、4日のDeNA戦(横浜)に先発予定の浜口遥大投手(22)と最後の直接対決に臨む。開幕から甲乙つけがたい好成績を残してきた両者。2桁勝利に王手をかけるハマの左腕を自らのバットで制し、勲章をグッと引き寄せる。2日は一部投手らが神宮外苑で練習。ファームで2冠の阿知羅拓馬投手(24)が、4日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発初勝利を目指す。 開幕からのデッドヒートが、終わりを迎えようとしている。新人王の座を懸けた争い。投票する全国の野球担当記者を悩ませてきた2人が、最後に相まみえる。「シーズンを完走した結果、もらうことができれば」と自然体を貫いてきた京田だが、この戦いだけは譲れない。 今季の対戦成績は6打数1安打。「馬力があって球も強い。チェンジアップもいい」と苦戦してきた。4日の先発マウンドは、浜口にとって10勝目が懸かる大一番。2桁となれば印象も変わってくるだけに、目の色を変えて投げ込んでくることは想像に難くない。 だからこそ、直接たたいて流れを決める好機でもある。最近は試合間隔が空くことで生じる感覚のズレに試行錯誤しながらも、2試合に1度のペースでマルチ安打を記録。「ハマのハマちゃん」攻略のためには、自らの快音が起点になることも分かっている。オフとなった2日は、残り4試合に備えて休養した。 難しい野手と投手の比較。開幕スタメンを勝ち取った京田は、ここまで故障離脱することなく137試合で打率2割7分、リーグ2位タイの23盗塁。球団の新人最多安打記録を塗り替え、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督が1958年に記録したリーグ新人最多の1…

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