博志、仙さん追悼試合あいさつ代わりの0封 初見参マウンド「僕は好き」

中日スポーツ 配信日: 2018年03月04日 07時02分

 3日に行われた中日-楽天(ナゴヤドーム)は、1月に死去した中日のOBで、監督も務めた星野仙一さんの追悼試合として開催された。中日ナインは喪章をつけ、全員が背番号20、胸番号が77のユニホームで戦った。9回には抑え候補のドラフト1位ルーキー、鈴木博志投手(20)が登板。打者4人に対し1四球、1安打、無失点に抑えた。試合は中日が2-9で敗れた。 「ピッチャー、鈴木博志」 アナウンスが響くと静まり返っていたナゴヤドームに、竜党の声援がよみがえる。初めて上がった本拠地のマウンド。「多くのお客さんの前で投げられて、すごくありがたいです」。最後まで声をからすファンの声援に、期待のドラ1が0封で応えた。 7点の大差がついた9回、6番手として登板した。「緊張した」といきなり四球と安打で無死一、二塁のピンチを招く。そこから腕をさらに振った。オコエをど真ん中の147キロ直球で詰まらせ、二ゴロ併殺打、内田も内角の147キロ直球で詰まった右飛にねじ伏せた。1イニングを1安打1四球で無失点。大きな拍手を浴びながらベンチに戻った。 他の球場よりもマウンドが高く、土質も硬いと言われているナゴヤドームは、好き嫌いが大きく分かれる。鈴木博は「僕にはむしろメリット。高ければ体重が乗るし、硬ければしっかり左足を踏み出せるので僕は好き」と歓迎。その言葉通り、この日は最速150キロをマーク。21球を要したが、初球は全てストライクを取った。沖縄キャンプで苦しんだ制球難は出なかった。 チーム全員が胸番号77、背番号20をつけて臨んだ星野仙一さんの追悼試合。年明けから会ったこともない闘将の話を報道陣から何度も振られ、困惑し…

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オリックス 17 10 7 0 .58
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ロッテ 17 7 8 2 .46
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中日 16 6 9 1 .40
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