田島、魔神再生へ突貫工事　2軍で連投テスト

中日スポーツ
配信日: 2018年03月23日 07時17分

　竜の守護神が開幕直前の突貫調整だ。オープン戦での救援失敗が続いている中日・田島慎二投手(28)が22日、ナゴヤ球場で行われた2軍練習に合流した。23日からのウエスタン・リーグの阪神3連戦(鳴尾浜)で連投する予定。チームの浮上に欠かせない右腕は、30日に迫ったシーズン開幕に向けて急ピッチで仕上げていく。　シーズンを見据えた連投テスト。ただ、その設定された舞台が、田島の現状を表している。昨季自己最多34セーブの右腕が汗を流したのは2軍が練習を行うナゴヤ球場。23日からのファーム遠征にも参加し、開幕に向けて突貫工事を敢行することになった。　「連投してこい、と言われています。もう(投球の)感覚うんぬんは言っていられない。結果を残さないと」　自らを取り巻く逆風は痛いほど自覚している。14日の西武戦(ナゴヤドーム)、20日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で計3被弾。いずれも敗戦投手となった。オープン戦3試合で8失点。“不動の守護神”としての待遇は剥奪された。　もちろん、23日から始まるオープン戦最後のロッテ3連戦(ナゴヤドーム)で、開幕ローテ候補が続々と最終調整することも影響している。朝倉投手コーチは「こっち(1軍)にいても投げる場所がない。(2軍で)調整登板です」。小笠原、柳、笠原、ジー、松坂、吉見。それぞれが予定の投球回を全うすれば、救援陣のイニングは限られる。ゆえに2軍戦を利用することは不自然ではないが、調整後に守護神の座が確約されているわけではなさそう。球威、制球ともに本調子でないことは明白。1軍扱いのファーム参加であっても、結果次第で“片道切符”になる可能性はある。…

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オリックス 40 17 21 2 .44
楽天 40 17 22 1 .43
西武 40 13 27 0 .32

オープン戦 順位表
チーム 試 勝 負 引 率
中日 20 10 5 5 .66
ソフトバンク 17 10 5 2 .66
ヤクルト 17 10 6 1 .62
楽天 17 9 6 2 .60
オリックス 15 8 6 1 .57
日本ハム 18 7 6 5 .53
DeNA 18 7 6 5 .53
西武 13 6 6 1 .50
巨人 16 7 8 1 .46
広島 19 6 8 5 .42
ロッテ 14 2 9 3 .18
阪神 18 3 14 1 .17

交流戦 順位表
チーム 試 勝 負 引 率
巨人 17 11 6 0 .64
DeNA 16 10 6 0 .62
ソフトバンク 17 10 7 0 .58
オリックス 17 10 7 0 .58
楽天 15 8 7 0 .53
広島 17 9 8 0 .52
日本ハム 16 8 8 0 .50
ロッテ 17 7 8 2 .46
阪神 17 7 9 1 .43
中日 16 6 9 1 .40
ヤクルト 16 6 10 0 .37
西武 17 5 12 0 .29