ようやく、中日が今季初勝利だ。投打がかみ合い4日の巨人戦(ナゴヤドーム)に4-1で快勝。新外国人のオネルキ・ガルシア投手(28)が5回まで無安打に抑えるなど6イニング1失点。2点リードの7回からは、救援陣が無安打リレーで締めくくった。特に、ドラフト1位の鈴木博志投手(21)は8回の1イニングを3者連続三振に退ける文句なしの内容。注目の松坂大輔投手(37)が先発する5日の巨人戦(同)へ弾みがついた。 勝利を待ちわびた竜党の歓声がナゴヤドームにこだました。開幕からの連敗を4で止め、ようやく竜が勝った。終盤3イニングは盤石の完全リレー。会心の逃げ切り劇の中で、圧倒的な光を放ったのはルーキー鈴木博だ。 衝撃の本拠地デビューは3点リードの8回だった。又吉からバトンを受けると、150キロ超の直球を連発。先頭の中井をこの日最速の153キロで見逃し三振に仕留めて波に乗った。続く吉川尚には149キロの直球、坂本勇にはカットボールでいずれも空振り三振。三者三振の快投で、この試合は勝負あり。守護神の田島につなぎ、勝利の方程式を完成させた。 「最高です! かなり緊張しながらマウンドに上がりましたけど、自信になりました」。試合後に待っていたのは初お立ち台のご褒美。「勝ち試合なので気合も入りましたし、ファンも盛り上がってくれて本当にうれしかったです」。ガルシア、ビシエドと並んでも物おじしないマイクパフォーマンスで強心臓ぶりを見せつけた。 2年連続で開幕5連敗以上となれば1966、67年の東京(現ロッテ)以来51年ぶり、プロ野球史上4度目となる負の歴史。そんな屈辱を寸前で食い止め、最高の歓喜に変えた。 ド…
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 30 | 15 | 11 | 4 | .57 |
巨人 | 31 | 15 | 13 | 3 | .53 |
ヤクルト | 29 | 13 | 14 | 2 | .48 |
広島 | 27 | 11 | 12 | 4 | .47 |
DeNA | 29 | 13 | 15 | 1 | .46 |
中日 | 30 | 12 | 14 | 4 | .46 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 29 | 18 | 9 | 2 | .66 |
日本ハム | 27 | 15 | 11 | 1 | .57 |
オリックス | 31 | 14 | 16 | 1 | .46 |
ロッテ | 29 | 13 | 15 | 1 | .46 |
楽天 | 29 | 13 | 15 | 1 | .46 |
西武 | 29 | 11 | 18 | 0 | .37 |