吉見、カガやく108球 6年ぶり中5日!勝利呼んだ熱投

中日スポーツ 配信日: 2018年05月10日 07時02分

 勝ち星はつかなかった。でも吉見一起投手(33)の持ち味あふれる精密投球が、勝利を下支えした。9日のヤクルト戦(金沢)、地方球場にも強い右腕は、6年ぶりの中5日登板で6イニングを1失点。中日は1分け挟む連敗を2で止めた。 強い風雨に不安定なマウンド。そんな環境でも集中力は決して途切れない。「一球一球、考えて投げられました」。白星はつかなくともチームに勝ちをもたらした吉見。自ら志願し6年ぶりに上がった中5日のマウンドで、輝きを放った。 両翼が91・5メートルと狭い石川県立野球場。強打のヤクルト打線に対して徹底的に低めを突き、ゴロの山を築く。3回1死から川端を遊ゴロに打ち取ると、そこから8者連続のゴロアウト。際どい判定にも我慢強く丁寧に投げ続けた。 最大のヤマ場は1点リードの6回。1死から3連続四球で満塁のピンチ。「『ここで打たれたら情けないな…。でも抑えたらヒーローやな!』って思ってました」。自らが招いたピンチは自らが摘まねばならない。ギアを上げた。雄平を真ん中低めのフォークで三ゴロ、坂口も低めのフォークで空振り三振に。思わず右拳を握った。 「普段はガッツポーズはしません。でも1番嫌な打者を抑えたので出ちゃいました」。6イニングを投げわずか2安打1失点。7回に祖父江が同点を許し、今季2勝目は逃したが、先発の役割を十分に果たした。 3勝に終わった昨季から巻き返しを図るシーズン。キャンプから万全の状態だった。ブルペン捕手を務めるルイス通訳が「今年の吉見のボールは速いし、強い」とうなっていた。吉見も同様の感触があった。力強い腕の振り。その半面、失われていたのがフォークの落差。少し気にな…

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