「平成の怪物」の力投も勝利にはつながらなかった。中日は30日のオリックス戦(ナゴヤドーム)で先発した松坂大輔投手(37)が制球に苦しみながらも、国内復帰後最多となる9奪三振で6イニングを無失点。1回にソイロ・アルモンテ外野手(28)の犠飛で挙げた1点のリードを守って救援陣に託したが、8回から登板したルーキーの鈴木博志投手(21)が痛恨の4失点で逆転負け。交流戦の今季初白星はならなかった。 走者を背負ってもホームを踏ませなければいい。球数を要しても、抑えればいい。横浜高時代から変わらぬスタイルを松坂が存分に発揮した。6イニングをわずか1安打で国内復帰後初の無失点に抑え、さらに復帰後最多となる9奪三振。だが、ベテランの力投も白星には恵まれなかった。 「ボールは悪くなかった。ストレートは回を追うごとに良くなった」。手応えはあった。一方で「無駄なボール球が多かったので、早いイニングから球数が多くなってしまった」と反省の弁も同居した。 立ち上がりから不安定だった。1回。先頭の西村を歩かせ、犠打と四球などで2死一、三塁。ピンチを広げられたところで「松坂世代」の対決が実現した。相手は小中学校時代に同じ東京・江戸川南リトル、シニアで一緒だった同い年の小谷野。元チームメート数人も観戦していた。「力が入りましたね」。最後は外角のカットボールを捉えられながらも一直でしのいだ。 小谷野にとって、同学年右腕は今でも最高のお手本という。「常に上に居てくれる存在。自分を見失わずにいたのも、ずっと彼のおかげ。自分も、もうひと踏ん張りできる」。小6の冬に同じチームになる前に何度も対戦したが「1度も勝てなかった…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 42 | 22 | 16 | 4 | .57 |
広島 | 37 | 18 | 15 | 4 | .54 |
巨人 | 43 | 21 | 19 | 3 | .52 |
DeNA | 40 | 18 | 21 | 1 | .46 |
ヤクルト | 40 | 17 | 21 | 2 | .44 |
中日 | 42 | 17 | 21 | 4 | .44 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 39 | 27 | 10 | 2 | .73 |
日本ハム | 39 | 21 | 16 | 2 | .56 |
ロッテ | 40 | 19 | 18 | 3 | .51 |
オリックス | 40 | 17 | 21 | 2 | .44 |
楽天 | 40 | 17 | 22 | 1 | .43 |
西武 | 40 | 13 | 27 | 0 | .32 |