吉見、抜群制球力!!2勝目 オリ打線を手玉

中日スポーツ 配信日: 2018年06月01日 07時17分

 やっぱり頼れる男だ。中日・吉見一起投手(33)が31日の日本生命セ・パ交流戦のオリックス戦(ナゴヤドーム)で8イニング2失点。交流戦連敗スタートだったチームに初勝利をもたらすとともに、自身にとって4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の2勝目(1敗)をマークした。これでチームは5月13勝11敗1分けで今季初となる月間勝ち越し決定。この勢いで6月反攻だ。 精密機械のようなコントロールを武器に、これぞ吉見という投球を見せた。7回まで三塁すら踏ませない。走者を出せば、三たび併殺で切り抜けた。まさにマウンド上で仁王立ちだった。 「勝てたことは正直うれしいですけど、8回のホームランは余分だった。最後まで投げるつもりでいたので、悔しい終わり方だった」 お立ち台では、反省の弁を述べた吉見。8回にT-岡田に2ランを浴びた。これを悔いた。6年ぶりの完封は消え、同じく6年ぶりの完投勝利までも手にできなかった。「目標があって、この試合は完投だった」と悔しさをあらわにした。 25日の広島戦で大瀬良が完投するのをベンチから見て思ったという。「大瀬良君が8回の打席に立って大歓声を受け、9回を抑えて大きな声援を受けて、いいなと思った」。今度は自分も-。そう願いマウンドに上がった。 「気を抜くと点を取られる。集中力とモチベーションを持って投げた」。7回まで失投はほぼなし。目標達成はできなかったが、4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の今季2勝目。6年ぶりの対戦となったオリックスには無傷の4連勝だ。十分すぎるほど先発の役割を果たした。…

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ヤクルト 17 10 6 1 .62
楽天 17 9 6 2 .60
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日本ハム 18 7 6 5 .53
DeNA 18 7 6 5 .53
西武 13 6 6 1 .50
巨人 16 7 8 1 .46
広島 19 6 8 5 .42
ロッテ 14 2 9 3 .18
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交流戦 順位表

チーム
巨人 17 11 6 0 .64
DeNA 16 10 6 0 .62
ソフトバンク 17 10 7 0 .58
オリックス 17 10 7 0 .58
楽天 15 8 7 0 .53
広島 17 9 8 0 .52
日本ハム 16 8 8 0 .50
ロッテ 17 7 8 2 .46
阪神 17 7 9 1 .43
中日 16 6 9 1 .40
ヤクルト 16 6 10 0 .37
西武 17 5 12 0 .29