やっぱり頼れる男だ。中日・吉見一起投手(33)が31日の日本生命セ・パ交流戦のオリックス戦(ナゴヤドーム)で8イニング2失点。交流戦連敗スタートだったチームに初勝利をもたらすとともに、自身にとって4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の2勝目(1敗)をマークした。これでチームは5月13勝11敗1分けで今季初となる月間勝ち越し決定。この勢いで6月反攻だ。 精密機械のようなコントロールを武器に、これぞ吉見という投球を見せた。7回まで三塁すら踏ませない。走者を出せば、三たび併殺で切り抜けた。まさにマウンド上で仁王立ちだった。 「勝てたことは正直うれしいですけど、8回のホームランは余分だった。最後まで投げるつもりでいたので、悔しい終わり方だった」 お立ち台では、反省の弁を述べた吉見。8回にT-岡田に2ランを浴びた。これを悔いた。6年ぶりの完封は消え、同じく6年ぶりの完投勝利までも手にできなかった。「目標があって、この試合は完投だった」と悔しさをあらわにした。 25日の広島戦で大瀬良が完投するのをベンチから見て思ったという。「大瀬良君が8回の打席に立って大歓声を受け、9回を抑えて大きな声援を受けて、いいなと思った」。今度は自分も-。そう願いマウンドに上がった。 「気を抜くと点を取られる。集中力とモチベーションを持って投げた」。7回まで失投はほぼなし。目標達成はできなかったが、4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の今季2勝目。6年ぶりの対戦となったオリックスには無傷の4連勝だ。十分すぎるほど先発の役割を果たした。…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 33 | 16 | 13 | 4 | .55 |
巨人 | 35 | 17 | 15 | 3 | .53 |
広島 | 30 | 13 | 13 | 4 | .50 |
DeNA | 32 | 15 | 16 | 1 | .48 |
ヤクルト | 32 | 14 | 16 | 2 | .46 |
中日 | 34 | 14 | 16 | 4 | .46 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 33 | 22 | 9 | 2 | .71 |
日本ハム | 31 | 16 | 14 | 1 | .53 |
ロッテ | 32 | 16 | 15 | 1 | .51 |
オリックス | 34 | 15 | 18 | 1 | .45 |
楽天 | 32 | 14 | 17 | 1 | .45 |
西武 | 32 | 11 | 21 | 0 | .34 |