昨季の日本一チームを投打で圧倒した。9日の日本生命セ・パ交流戦ソフトバンク戦(ナゴヤドーム)、中日は3-0で快勝。オネルキ・ガルシア投手(28)が今季2度目の完封で、ソフトバンクに今季56試合目で初の零封負けを食らわせ、防御率リーグトップに躍り出た。打っては、ダヤン・ビシエド内野手(29)が先制適時打、福田永将内野手(29)が中押しの一発、トドメの犠飛と2打点を記録。これで3連勝で借金は3、待望の5割ラインが見えてきた。 この日の最速150キロストレートが、インコースにズドン。柳田の見逃し三振で、来日2度目の完封劇を締めると、ガルシアは満面の笑みで、女房役の大野奨をがっちりハグした。防御率1・96は12球団トップに返り咲き「そうなの? びっくり。でも、個人の成績よりチームに白星を付けることが一番」と、リーグ2位タイとなる7勝目の方を喜んだ。 今季2完封は、12球団最多タイで、セでは巨人・菅野に次ぐ2人目。中日の外国人投手では2010年のチェン以来で、2リーグ分裂後の来日1年目に限れば1991年のアンダーソン以来27年ぶり2人目の快挙となる。 大野奨は「きょうは真っすぐが強かったし、最後まで力もあった。前回は初めてのマウンドに苦労していたが、きょうは慣れたナゴヤドームで簡単にストライクが取れた」と証言。特に最も警戒していた4番・柳田には、初回からストレート主体で押していき、見逃し三振2つ、二ゴロ2つと仕事をさせなかった。 三塁を踏ませたのも6回の1死三塁の一度だけ。続く中村晃を投ゴロに仕留め、本塁へトス。ピンチの芽を自ら摘んだ。 来日1年目から活躍している陰には、同じ亡命キュー…
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1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 42 | 22 | 16 | 4 | .57 |
広島 | 37 | 18 | 15 | 4 | .54 |
巨人 | 43 | 21 | 19 | 3 | .52 |
DeNA | 40 | 18 | 21 | 1 | .46 |
ヤクルト | 40 | 17 | 21 | 2 | .44 |
中日 | 42 | 17 | 21 | 4 | .44 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 39 | 27 | 10 | 2 | .73 |
日本ハム | 39 | 21 | 16 | 2 | .56 |
ロッテ | 40 | 19 | 18 | 3 | .51 |
オリックス | 40 | 17 | 21 | 2 | .44 |
楽天 | 40 | 17 | 22 | 1 | .43 |
西武 | 40 | 13 | 27 | 0 | .32 |