救援崩壊 10回博志サヨナラ痛打

中日スポーツ 配信日: 2018年06月16日 07時02分

 打球の行方に視線を向け、立ち尽くした。8回に追いつかれ、10回を任されたルーキー鈴木博が“サヨナラの屈辱”を初めて味わった。1死一、二塁。151キロの直球を山川にはじき返され、打球は工藤の頭上を越えた。チームとしても今季2度目のサヨナラ負けだ。 「こういうゲームを拾わないと」。メットライフドームの駐車場へと続く長い階段。森監督は取材陣を振り切るように足早に歩き、痛恨の逆転を許した1敗を悔いた。 勝てる。いや、勝つべき試合だった。先発の笠原が7イニングを無失点。攻撃陣も菊池から2点を奪い、大金星は目の前にあった。しかし、8回の表と裏を境に流れがひっくり返った。バッテリーを入れ替え、残りの2イニングを救援陣で逃げ切る。その算段が崩れた。 西武打線を翻弄(ほんろう)していた左腕からバトンを受けたのは、同じ左腕の岩瀬だ。両打ちの金子侑の後は左が2人続く。左右の並びで見れば、当然の策。しかし、前回登板まで3試合連続で失点していた岩瀬は、右打席では4割近い高打率を誇る金子に右前打を許すと、源田の中前打で1死一、二塁。後を継いだ祖父江が浅村に左翼線二塁打を浴び、2点のリードが消えた。 他の投手をつぎ込む選択肢もあったが、前週は祖父江が4連投、鈴木博も3連投を経験するなど疲労がたまっていた。救援陣で2日以上、登板がなかったのは岩瀬以外には経験の浅い藤嶋と木下雄だけだった。…

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