守護神の復活がまた遠のいた。中日は30日の巨人戦(ナゴヤドーム)で2点差に追い上げた6回、抑えから配置転換された田島慎二投手(28)が痛恨の1失点。反撃ムードに水を差し、リーグ最速の40敗目を喫して最下位脱出のチャンスを逃した。きょうからは勝負の7月。当面は日替わりクローザーでしのぐことになるが、チームの再浮上には「タジ魔神」の早期復調が欠かせない。 2点差に詰め寄った直後の6回表。マウンドに歩を進める田島の姿に、スタンドからはどよめきが起こった。佐藤の流れを呼び込むような快投に、高橋の適時打などで潮目は変わりつつあった。この大事な局面を託されたのが、不振にもがき苦しむ背番号12だった。 先頭のピッチャー内海に、いきなり中前へはじき返された。投手に簡単に打たれ、どよめきが、ざわめきへと変わる。嫌な予感が的中するかのように、その後、マギーに痛打された。追加点を献上。この1点が、反撃ムードをあっという間に吹き飛ばした。 森監督は「1点の重みはイニングが上回っていけば上がる。なんとか守っていくところだけど、当然イニングがないだけに、きついことはきつい」と渋い表情を浮かべるしかなかった。登板2試合連続で試合をぶちこわした守護神を再起させるための、事実上の配置転換といえる6回投入は完全に裏目に出た。 28日のヤクルト戦(神宮)後、首脳陣と田島の間で話し合いの場が持たれた。体のキレがなく、ボールが走らない。2軍で再調整するのか、あるいは1軍で復調への道を探るのか。田島が「下(2軍)で調整もひとつの手だけど、1軍で投げさせてもらえるなら、1軍で投げていった方が自分では(復調が)早いと思った…
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1位
クリスチャン・ビヤヌエバ
2位
坂本 勇人
読売ジャイアンツ #6
3位
長谷川 一夫
元西武
4位
阿部 寿樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #4
5位
村中 恭兵
元東京ヤクルト
6位
植田 海
阪神タイガース #62
7位
糸井 嘉男
元阪神
8位
大山 悠輔
阪神タイガース #3
9位
吉見 一起
元中日
10位
岩隈 久志
元東北楽天
11位
岩本 勉
元北海道日本ハム
12位
筒香 嘉智
元横浜DeNA
13位
鈴木 誠也
元広島東洋
14位
渡邉 諒
阪神タイガース #25
15位
武田 翔太
福岡ソフトバンクホークス #18
セ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
阪神 | 32 | 16 | 12 | 4 | .57 |
巨人 | 34 | 16 | 15 | 3 | .51 |
DeNA | 31 | 15 | 15 | 1 | .50 |
中日 | 33 | 14 | 15 | 4 | .48 |
広島 | 29 | 12 | 13 | 4 | .48 |
ヤクルト | 31 | 13 | 16 | 2 | .44 |
パ・リーグ 順位表 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 試 | 勝 | 負 | 引 | 率 |
ソフトバンク | 32 | 21 | 9 | 2 | .70 |
日本ハム | 30 | 16 | 13 | 1 | .55 |
ロッテ | 32 | 16 | 15 | 1 | .51 |
オリックス | 33 | 15 | 17 | 1 | .46 |
楽天 | 31 | 13 | 17 | 1 | .43 |
西武 | 32 | 11 | 21 | 0 | .34 |