小熊10K 通算11戦で無敗5勝

中日スポーツ 配信日: 2018年08月30日 07時02分

 たくましい“熊”が横浜で仁王立ちした。中日は29日、DeNA戦で先発の小熊凌祐投手(28)が7イニングを2失点、10奪三振と力投。3勝目を手にした。ハマの強力打線もこの“熊”は大好物。DeNA戦負けなしの右腕が連敗阻止の白星を運んだ。 お得意さまのベイスターズから、また白星をいただいた。小熊が7イニングを4安打、2失点に抑えて今季3勝目。DeNA戦は通算7度目の先発で、負けなしの5連勝となった。「たまたまですよ。意識しないようにしている」と首をひねるが、相性の良さは抜群だ。 前日2発放っているソト、主砲・筒香の中軸2人も完全に抑え込む完勝。「そこは意識していた。内に甘く行くと持っていかれるので、外のコントロールをしっかり気を付けた」と胸を張った。 マウンドだけではなく、普段からポーカーフェース。近江高時代、滋賀大会で優勝し甲子園出場を決めた時でも、笑わなかったという逸話が残っているほど。15日DeNA戦で8イニング1失点、自身初の2桁奪三振の快投でナゴヤドームのお立ち台に上がった時も、アナウンサーから「チームメートも笑顔を見たことがないと言ってますよ」といじられ、「これが全力の笑顔です」とちょっぴりほおを緩めたくらいだ。 喜怒哀楽をほとんど出さず、淡々と投げる小熊の表情が一瞬、動いた。5回2死一塁、フルカウントから宮崎に投じた7球目、外角低めへのスライダーがボールと判定された時だ。この日唯一の四球に目を見張った。すかさず松井雅がマウンドに駆け寄り、小熊の胸をトントンとたたく。ポーカーフェースに戻ると、続くソトを落差の大きいカーブで空振り三振に切った。難所を乗り越え、鉄仮面がほ…

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チーム
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楽天 17 9 6 2 .60
オリックス 15 8 6 1 .57
日本ハム 18 7 6 5 .53
DeNA 18 7 6 5 .53
西武 13 6 6 1 .50
巨人 16 7 8 1 .46
広島 19 6 8 5 .42
ロッテ 14 2 9 3 .18
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交流戦 順位表

チーム
巨人 17 11 6 0 .64
DeNA 16 10 6 0 .62
ソフトバンク 17 10 7 0 .58
オリックス 17 10 7 0 .58
楽天 15 8 7 0 .53
広島 17 9 8 0 .52
日本ハム 16 8 8 0 .50
ロッテ 17 7 8 2 .46
阪神 17 7 9 1 .43
中日 16 6 9 1 .40
ヤクルト 16 6 10 0 .37
西武 17 5 12 0 .29